初心者にオススメのWordPressテーマはこちら »

HSPの私がラクに生きるために捨てた10のこと

こんにちは、Chiroです。

このブログでは、初心者からブロガーを目指す方に役立つ情報を発信しています。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さんは、「HSP」という言葉がSNSなどのプロフィールに書かれているのを見たことがありますか?

最近は書店でもHSPに関する本が増えてきましたよね。

私も数年前にHSPを知って、診断をしてみるとHSP85%(かなり高い)でした。

自分は悩みやすい性格だという自覚はあったのですが、診断でHSPということが分かったことで「どうすればラクに生きられるか」がわかり、いまではとてもラクに生きています。

この記事では、私と同じHSPの方へ向けて、私が実際に捨ててラクになった10個のことをまとめました。

紹介する10のことをやめるだけで「生きづらさ」を抱えているHSPの方でも精神的にラクになれるので、ぜひ読んでみてください。

目次

HSPって何?

HSPは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、人一倍繊細な気質・性質を持つ人のことです。

うつや精神病と同じように考えられがちですが、病気ではなく、生まれながらの個性の一つです。

HSPの4つの特徴「DOES(ダズ)」とは

HSPには「DOES(ダズ)」と呼ばれている特徴が4つあり、すべてに当てはまっている人がHSPと診断されます。

Depth of Processing – 深く考える

  • 何事も様々な角度からじっくりと慎重に考える
  • 即断即決や思いつきの行動で失敗することはあまりない
  • 考えすぎて行動が遅くなる傾向
  • 何事も深く追求する
  • 調べ物が得意で、哲学を好む傾向

Overstimulation – 刺激に敏感

  • 外からの刺激に反応しやすい
  • 大きな音や人混みが苦手
  • 人と会った後に疲労感を感じやすい
  • 些細なことで傷つきやすく、驚きやすい

Emotional Reactivity and Empathy – 感情に反応、共感しやすい

  • 他人の心の動きに敏感で、共感しやすい
  • 怒っている人がいると大きなストレスを感じる
  • 気持ちを察することが得意で、相手を理解し、合わせていくことができる

Sensing the Subtle – 些細な事にも気づく

  • 五感が鋭く、敏感である
  • まぶしい光、強い匂い、心地の悪い触感、怪我などの痛み、音に人よりも反応しやすい
  • カフェインに過剰に反応しやすい
  • 他人の外見や感情の些細な変化に気づきやすい
  • 神経質な傾向

あなたはいくつ心当たりがありますか?

  1. サイレンなどの大きな音や、騒音に恐怖を感じる
  2. 色や匂い、光に敏感である
  3. 人の気持ちに共感しやすい
  4. 悲しいニュースや映画を見るとその日の気分に大いに影響する
  5. 相手の顔色を窺ってしまい、言いたいことが言えない
  6. 誰かといるよりも一人でいる方が楽
  7. 些細な言い回しや一言がずっと気になってモヤモヤしてしまう

いかがでしょうか。

上記はわたしの経験をもとに割り出した7つのリストです。

半分以上当てはまるなら、あなたもHSPの可能性があるかもしれません。

ちなみに、以下のサイトからHSPかどうかの診断ができます↓

心理テストのように質問に答えていくだけなので気軽にチェックできますよ^^

タイプ別HSP、特徴の違い

HSPは細かく分けると6タイプの違いがあります。

HSS型HSP

  • 繊細で疲れやすい一方、好奇心旺盛で刺激を求める
  • 人との交流よりも一人で静かに過ごすことが好き
  • 物事を深く考えてから行動する傾向
  • 内向的な性格

非HSS型HSP

  • 刺激を求めず、内気で繊細
  • 好奇心は高くないため、リスクを取る行動はしない
  • 社交的ではなく、人との交流は避ける傾向
  • 物静かで物事を深く考える

HSS型HSE

  • 社交的で人との交流を好む一方、繊細で疲れやすい
  • 周囲から「明るくて元気な人」だと思われている
  • 好奇心も旺盛でリーダーシップがある
  • 一人になることが嫌い

非HSS型HSE

  • 人と話すことや交流することが好きな一方、繊細で疲れやすい
  • 好奇心はあまりなく、刺激を求めないので変化やリスクを好まない
  • 安定を大事にする
  • 慎重に考えて行動する傾向

外向的な非HSP

  • 細かいことは気にしないメンタルが強いタイプの社交的な人
  • 好奇心旺盛で、情熱的かつ衝動的
  • 飽きっぽい性格
  • 繊細な人から見ると少しガサツに見える

内向的な非HSP

  • 内気で淡々とした性格
  • あまり物事を深く考えないため、メンタルが安定している
  • シンプルかつ素朴な生活を好む
  • 周りの人からは「マイペースな人」だと思われている

HSPにも良い面はある

繰り返しになりますが、HSPはうつ病とは違います

治すべき症状や病気なのではなく、その人の性質・個性にすぎないのです。

あなたがもしHSPだからと言って、「薬を飲まなきゃ」とか、「病院に行かなきゃ」と思う必要は全くありませんので安心してください。

でも、HSPって何だか大変そう…

たしかにHSPの人は全般的に「感覚」のセンサーが敏感なため、傷つきやすい傾向にありますが、繊細というのは良い面もあります。

  • 細やかな気遣いができる
  • ミスがないようきっちりとチェックができる
  • 程よい距離を人と保てる
  • 思いやりを持って人と接することができる
  • 直感が鋭く、他の人が気が付かないことに気づける

このように、日頃の生活で役立つこともたくさんあるため、重宝してもらえることも多いです。

Chiro

HSPは自分の個性。胸を張って大丈夫です!

HSPがラクに生きるために捨てるべき10のこと

繊細な感覚を持つHSPは、気苦労やストレスに悩まされやすいので、自分がラクになれる方法を把握しておくことが大切です。

そこで、私が実際に捨ててラクになった10の項目を紹介します。

次の10の項目をできる範囲で捨ててみると、生きづらさがとてもラクになるのでおすすめです。

捨てること①:気が乗らないお誘い

まず、「断る」ということに申し訳なさを感じる気持ちを手放してください。

悪く思われるなどと心配しなくて大丈夫です。誰でも行きたくない誘いは断るものです。

無理して参加することはせず、少しでも気乗りしないならば断って自分の時間を大切に使いましょう。

断り上手になると、「断る人」というイメージがつくのでどんどん断りやすくなります。

捨てること②:合わない人間関係

仕事でもプライベートでも、できるだけ波長の合わない人とは距離を置きましょう。

HSPは察する能力が高いので、相手の気持ちを先回りして行動してしまい、「便利な人」になりがちです。

相手がそれにつけこむようなタイプであればどんどん精神がすり減ってしまうので、距離を置くのが一番です。

仕事などで難しい場合は、昼休憩だけでも会社を離れたり、できるだけ残業を断る、転職するなどして徹底的に距離を置くことを考えましょう。

プライベートの場合は、LINEの返信の速度を落としてみる、電話に毎回出ない、誘いに毎回乗らないなど

徐々に距離をおいていくと自然と離れやすくなります。

捨てること③:世間からの評価

周りからの評価というものは、気にしすぎると身動きがとれなくなってしまいます。

HSPの方は特に周囲の期待に応えようとしすぎたり、がっかりされると人一倍悲しみを感じやすいです。

そのため、最初から「期待を背負う」ことをやめましょう。

会社の評価も気にしない、近所や友人や他人の評価を気にしない。

最初は「自分の着たい服を着る」ところから始めるのがいいかもしれません。

ファッションも、周りを気にせずに自分が好きなものを着ているとだんだん自信が出てくるようになります。

捨てること④:完璧主義

仕事でもプライベートでも言えることですが、100%ミスなく完璧にこなしたいと思うところを少しゆるめてみましょう。

人間、いつでもパーフェクトにできるわけはなく、体調が悪い日やなんとなく仕事が捗らない日もあります。

そんな自分も「あたりまえ」だと楽観的に考えてみましょう。

捨てること⑤:過剰な自己反省

「申し訳ありません」が挨拶のように口癖になっている方は今すぐやめましょう。

極力、「謝りグセ」は無くしてしまった方が精神的によいです。

謝る時は本当に必要な時だけと決めて、何かミスをした時もいつまでも自分を責めるのをやめましょう。

ミスは誰でもするものです。迷惑をかけない人間もいません。

反省はほどほどに、自分を過剰に下げないように。

自分を下げる癖がなくなると、自然と自分を大切にしようと思えるようになります。

捨てること⑥:テレビやニュースを見る

HSPは共感しやすい性質のため、悲しいニュースや事件を見るだけで気分が落ち込んでしまいます。

正直、ニュース起きていることのほとんどは自分の生活には関係がないので見なくて大丈夫です。

私はテレビ自体を持っていませんし、それで困ったことは一度もありません。

逆にテレビをなくしたことで、自分の時間も増え、ネガティブになることも減りました。

また、スマホでニュースサイトをチェックするのもおすすめしません。

HSPの方は徹底的にニュースから遠ざかりましょう。

ニュースは自分の人生には関係ありません!あなたの生活が一番大切です。

捨てること⑦:他人と比較する

世間の評価を気にしないことと似ていますが、「比較」することは本当に意味のない行為です。

仕事で誰かと業績や収入を比べたり、外見を比べたり、ステータスや暮らしを比べたり……。

それで得るものは何もなく、たとえ一時的に優越感を感じたとしても、上には上がいるのでいつか傷つくことになります。

他人と比べる必要は全くありません。

自分が良いと思ったものを、自分の判断で進んでいけばいいのです。

SNSの見過ぎにも注意しましょう。

捨てること⑧:いい人を演じる

つい印象を良くしようと見栄を張ってしまったり、無理したりしてしまうことをやめましょう。

いつも優しくしなきゃ、思ったことを言わないように我慢しなきゃ…

そうやって過ごしていると、自分のこころを蔑ろにすることになり、いつか参ってしまいます。

いい人=都合の良い人でもあるということを認識しましょう。

同意できないこと、意見は飲み込まなくていいんです。

自分を大切にできる人は、人も同じように自分を大切にしていることがわかるので結果的に人と程よい距離感で付き合えるようになります。

捨てること⑨:通勤

これは職種によるのですが、就いている仕事が「在宅でできる」「リモートでもできる」ものであれば、ぜひ家から仕事をできる環境に移ることをお勧めします。

HSPは音や周りの刺激に敏感なので、通勤時のラッシュですでにエネルギーを非常に消耗するからです。

リモートや在宅でできる仕事の一例

  • Webデザイナー
  • Webライター
  • コーダー
  • プログラマー
  • ブロガー
  • 動画編集
  • カウンセラー
  • ハンドメイド作家

私は幸い、リモートでも支障のないWebデザイナーだったので、リモートで働ける会社に転職することでかなりストレスを減らすことができました。

パソコンでできる仕事であれば、転職をすることでリモートで働ける環境が手に入る可能性は高いので調べてみるとよいかもしれません。

今就いている職種でリモートや在宅が難しければ、キャリアチェンジも一つの選択肢として良いかもしれません。

本業は通勤が必要でも、スキルがあればクラウドワークスココナラでお仕事を受注することもできます。

今の時代、コロナ禍の影響もあり在宅ワークでできる職種も増えつつありますし、在宅ワーク専用の資格を学べるSmart資格のようなスクールでスキルをつけるのもおすすめです。

私は将来デザイナーをしなくなった場合に備えて、Webライターの資格をオンラインで取得しました。

捨てること⑩:たくさんのモノを持つ

最後に、意外かもしれませんがモノを増やすことをやめてみましょう。

周りにあるモノが多いほど、引越しなどの移動がしづらくなり、環境を変えにくくなります。

また、モノを減らすのと同時に、「不要なモノ」を買わない、「一番気に入ったモノ」だけを置くことを心がけてみてください。

そうすると、自分の心の中が整理されて、何が大切なのか見えやすくなります。

そして、気に入ったモノ以外を排除することで、不思議とモノだけでない、人間関係や仕事でも必要なものがわかってくるようになります。

いわゆるミニマリストに近い考え方で生きてみると、自分の時間やお金が増え、「自分に合った」豊かさや生活のスタイルがわかるようになってきます。

自分に合った生き方を探すことで、ラクになる

ご紹介した10のことを少しずつやめてみると、日に日にこころが軽くなるのを実感できると思います。

一気に全てを止めることは難しいので、できることから少しずつで大丈夫です。

HSPは大事な自分の個性の一つ。

自分を尊重すると、不思議と周りの人も尊重できるようになっていくので

ぜひ自分を大切にする習慣、自分がラクになる考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

Chiro

最後までお読みいただきありがとうございました♪

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次